「それでは今回は2号文書について説明します。」
「ちゃんと税額表見てくださいよ。」
「おっ、健太君もだいぶアシスタントらしくなってきたね(笑)」
「えへへ。で先生、2号文書ってどんな文書なんですか?」
「2号文書はね、請負に関する契約書になります。」
「請負?」
「請負って簡単に言うと、仕事をお願いします⇒わかりましたっていうことだよ」
「なんだかわかったようなわからないような・・・」
「例えば、健太君がお母さんにお手伝いをお願いされてお手伝いをしたりするのも請負だよ。」
「ということは、他の人に何かお願いしてしてもらうことっていう感じですか?」
「そうだよ。請負ってとても意味が広いから、実は印紙税でも2号文書の特定は難しいんだよ。」
「また何だか難しくなりそう・・・」
「例えば、大工さんに家を立ててもらう契約書は請負に関する契約書だから2号文書だよね?」
「うん。」
「でも、不動産屋さんから家を買うのは不動産の譲渡に関する契約書だから1号文書になります。」
「家を手に入れるという点では同じなのに・・・」
「あと、これは先生が経験したことなんだけど・・・」
「どんなことですか?」
「先生が働いている税理士事務所の得意先の洋服屋さんに税務署の人が調査に来たんですね。」
「うんうん。」
「そこの洋服屋さんは、お客さんの服を預かってお直しもしていたんですね」
「お直し?」
「ズボンのすそ上げとかのことだよ。で、お客さんから服を預かる時に『預かり票』を渡してたんだ。」
「預かり票?」
「確かに服を預かりましたと言う意味でお客さんに渡すもので、お客さんにはこの預かり票を持ってきてもらって服と交換するという文書だよ」
「先生。もしかしてそれが請負になるんですか?」
「預かること自体は請負じゃないよ。だけど問題は、その預かり票にお直しの内容と『承りました』っていうはんこを押してたんだ。」
「あっ、わかってきた。その預かり票にお直しっていう請負に関することを書いてあるって事だね。」
「正解。先生もさすがにそこまでは気がつかなくて参りましたよ。」
「あと、もっと難しいのが7号文書との関係。」
「ええー!まだあるんですか?」
「ははは。じゃぁこれについては、次の7号文書で説明しましょう。」
「何だか気が重くなってきた・・・。でも次も読んでね♪」